保険金支払までの流れや、査定方法

火災保険の保険事故が発生した場合、その事故報告から【保険金の支払いまでの流れ】や、保険会社による【保険金の査定方法】を解説させて頂きます。

保険事故から保険金支払までの流れ

基本的な流れとしては、保険会社の事故窓口へ連絡したあと、必要書類を提出し、保険会社の査定後に保険金が支払われます。

保険事故が発生した場合には、まずは保険会社の事故受付窓口へ連絡します。

もし代理店経由で契約をしている場合には、その代理店に連絡することで保険会社への連絡を代行してくれる場合もあります。

また、最近はインターネット等による手続が可能な保険会社も増えてきています。

保険会社へ連絡した後の流れ

保険会社に連絡後、担当者から保険金請求に必要な書類が案内されます。

損害の確認は、被保険者が修理業者を手配して修理見積りを手に入れて、損害を確認できる写真や他の必要書類と一緒に保険会社に提出します。

保険会社では提出された書類をもとに認定損害額を算出し、契約によって支払える保険金を算出します。

また、大きな損害や復旧範囲の確認が必要な場合などは、その必要に応じて損害保険登録鑑定人が現地で損害を確認する場合や、修理業者に修理内容を確認する場合もあります。

提出する書類としては、保険金請求書損害を確認できる書類所有権を確認できる書類等があります。

また、火災保険に質権が設定されている場合には、質権者から直接支払を承認する書類を取り付ける必要がでてきます。

火災保険金の査定方法はどうやるの?

査定については、損害を被った物の特定、時期、原因、場所、損害形態、損害範囲の認定を行い、復旧に必要な修理範囲、復旧方法等を確認し、提出された修理業者の修理見積内容と照らし合わせ、損害認定額を損害保険会社が算出します。

詳しく解説

被保険者の事故報告の後、まず保険会社は被保険者に対して請求書類を送付して作成を求めます。

請求書類には、保険金請求書のほか、保険事故の概要や損害の内容を記載する報告書等があります。(書式は保険金請求書一体型の場合も、別書式の場合もあります)

保険会社は、送られてきた保険金請求書に基づいて、回答に挙げた事項について調査を行い、保険金支払の可否を検討します。

この様な手続きを、「損害調査」や「損害査定」と呼びます。

保険会社は損害額が大きくない場合は、写真、修理費見積書等で査定を行うことが多いです。

逆に損害が大きい場合や詳細が不明な場合など、精査が必要な場合には、現場立ち会い調査を実施して、損害を被った物を現場で確認するなどして損害状況を把握します。

そこで、査定に当たっての被保険者側の注意点として、事故発生後、速やかに被害状況の写真を撮影しておくことです。

査定前に事故時と現状が変更されていると、保険会社による被害確認が正確にできなくなり、紛争の原因となりかねないからです。

なお、写真は、現場、被害品等を対象として、遠景・近景を組み合わせて、後から被害状況を客観的に把握できるようにしておく事が重要です。

まとめ

まず、保険事故が起きてしまった場合は、速やかに保険会社へ直接連絡するか、代理店の担当者へ電話連絡をしてください。

被害が小さい場合は、現場写真や修理費見積などで査定を行いますが、大きな損害の場合は現場での調査が入ります。

どっちの場合でも、事故発生後の現場写真を撮影しておくと、後でゴタゴタせずに、スムーズに手続きが進行していくと思います。

保険事故発生から保険金支払までの流れ自体は難しくないので、後のトラブルを防ぐ意味でも被害発生後の現場写真などの証拠を、被保険者側が残しておく事を意識して下さい。

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