
火災保険において、損害保険会社の査定業務はどのような流れで行われるのかを解説します。
査定業務は修理会社の見積を基準に査定
損害が大きい場合や復旧範囲の確認が必要な場合には、損害保険登録鑑定人などが実際に現地に赴いて損害を確認することや、修理業者への確認を行うことがあります。
家財の損害については、損害状況から修理が可能か否かを確認し、修理が可能な場合には被保険者が修理見積を取得して保険会社に提出します。
家財の場合にも、必要に応じて鑑定人による損害確認や修理業者への確認を行います。
もし修理が不可能と判断される場合には、損害品の型式等の特定や調達時期の確認を行って、最終的な損害額を算定します。
結論
建物の損害査定は、基本的に損害保険会社側が用意した鑑定人による査定を行い、家財の損害の場合は修理の可否を判断した後に、修理可能と判断されれば修理代金の見積を提出して、その金額が妥当かどうかが判断される事になります。
どっちみち、査定額を最終的に判断するのは保険会社側にあると覚えておいて下さい。